ADHDはなぜ先延ばしにしてしまうの?その克服方法とは?

ADHDの先延ばし癖

なんだかわからないけれど、気がついたらいっつも“やるべきこと”に追われ「あ、あれやってなかった。」「え、これ明日まで?」なんて直前になって焦り出し

結局、期限までに終わらないばかりか、人の仕事まで増やしてしまったりして、周りも自分も疲れさせてしまう…なんてことADHDを持っている方なら恐らくあると思います。

私自身、今まで何度も“やらなくちゃいけないこと”を先延ばしにしてきた結果、数え切れないほど痛い目にあってきました。笑

●大事な書類を期限までに提出できず職場でコテンパンに怒らたり

●洗濯やゴミ出しを先延ばしにして部屋が汚くなったり

そのたびに周りに迷惑をかけてしまい、謝って回ることで自分自身も疲れ切ってしまう…。そんな生活がずっと繰り返され

“これ、今やらないと後で大変なことになるよなぁ…”と、わかってはいるのになぜか“できない”。。一体これは、なぜなのでしょうか?

「そんなの甘えだよ。しっかりせい。」と言われてしまったらそれまでなのですが、今回はADHDの先延ばし癖について考えられる原因とその克服法を、私の実体験をもとに書かせていただきます。

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ADHDはなぜ先延ばしにしてしまうの?

ではやらないと“良くないことが起こる”とわかっていてもどうして先延ばしにしてしまうのでしょうか?それには3つの原因がありました。

1:今の楽しみを優先させてしまうから

ADHDの方、もしくはその傾向がある方は常に“面白いこと”“刺激的なこと”を求めています。

そのため、いつどんな時でも目の前に“面白いこと”“好きなこと”を見つけてしまうと後先考えず目の前のものに没頭してしまう傾向があるのです。

もともとADHDは、長期的に何かを計画を立ててやるということやコツコツ作業するといったことがすごく苦手で

その時のその感情に任せて自由気ままに行動する、どっちかっていったら人間よりも動物みたいな感覚が強いですね。笑

私自身、今まで何度もどう考えてもこのままじゃ期限までに終わらないだろっていうような普通の人なら焦り狂ってやるしかないような状況に立たされても

目の前で好きな番組がやっていたら「これ見てから本気だそう〜」とか、“5分だけ”と決めて始めたスマホゲームを気づいたら1時間もやり続けているなんてことがよくあります。

わかってはいるはずなのに目の前に誘惑が、ポーンと出てくるとそれに勝てないんですよね。

そして気づいたら先延ばしにしてしまった、という感覚もないまま結局やらずに時間だけが過ぎてしまった…なんてことがよくあります。

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2:やろうと思ったことをうっかり忘れてしまうから

目の前のことや視界に入ったもので、すぐに気がそれてしまうADHDは、見つけてしまった他のことに没頭しているうちに

本来その時にやらなければならなかったことをうっかり忘れてしまう…なんてことが、しょっちゅう起こります。

私は実家に住んでいた時、よくリビングで「そうだ!あの書類、明日までに書いて提出しなくちゃまた怒られる!ヤバイヤバイ!」と思ってすぐに用意しようと自分の部屋に行くのですが

書類を探しているうちにTSUTAYAで借りてきた読みかけの漫画とかを見つけて「あれ…?そうだ!カイジまだ読んでなかった〜( ´∀`)」とか思ったらもう終わりです。

気づくと漫画片手にゲラゲラ笑いながら数時間経って、「何回言わせんの!ご飯だってば早くして!」という母親の大声でしぶしぶリビングに降りていった時には

もう書類のことなんか全く覚えていません。笑

一人暮らしになってから何てもっとひどく、家では怒ってくれていた人がもういません。そのため部屋の中はいっつも、ぐっちゃぐちゃで、まず“やらなくちゃいけないこと”をやる準備をするまでにものすごく時間がかかります。

そしてあれこれ準備をしているうちにまた気づいたら、全然関係ない髪の毛の巻き方とかを研究し出したりしていて、本当に悪気はないんですがうっかり忘れて先延ばし先延ばしにしてしまうこともよくあります。

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3:とにかくとてつもなく面倒臭いから

これ、もう一日のうちに何度思うことでしょうか。やりたくないのにやらなくちゃいけないことを思った時の「あ〜もう!ほんっとに面倒臭い!」

人間、誰だって何かをすることを億劫に感じてしまうことは少なからずあると思います。でもADHDの場合はなんというか、みんながそれでも大人としてグッと我慢できているところが、どうしてもできないことがあるんですよね。笑

「もうやだ。本当にやだ。」だから「やらない。」みたいな。超単純な考えです。

でもこれ放っておくと、その時は良いですが結局「どうして俺は(私は)いつもダメなんだ。」「どうしてみんなが当たり前のように我慢してることが抑えられないんだ。」みたいに。

結果として自分を責めてしまい、うつ病になってしまったりするケースもあるので、やっぱり大人になったらある程度はコントロールできた方が、生きやすいと思います。

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ADHDの先延ばしは克服できるの?

  1. 今の楽しみを優先してしまうから
  2. うっかり忘れてしまうから
  3. とてつもなく面倒臭いから
  •  
  • 以上の3つがADHDが先延ばしをしてしまう原因として考えられますが、では実際にこれって克服できるのでしょうか?

    答えは、人により偏りはありますが、克服できます。

    というより、完璧に治すことはできないけれど、今よりも先延ばし癖を減らすことはできるし、そうゆう自分を受け入れられるようになることはできると言った感じです。

    では、私が実際にやってみて効果があった方法をお伝えします。誰にでもできることだし、やれば少しずつでも確実に良くなっていくのでぜひ実際にやってみてほしいです。

     

    1:物を一箇所にまとめ布で見えなくする

    どうゆうこと?って感じですが、ADHDの特徴として“今の楽しみを優先させてしまって先延ばしに…”というものを先ほど挙げました。

    これは裏を返せばそもそも“今の楽しみ”が見つからなければ済むことです。なので、まずは帰宅したら、部屋に散らばった宝の山たちを、ごそっと部屋の角に集めてしまいましょう。

    もう何も考えずにとにかく、ごそっと。

    そしてそれが終わったらその山が見えないように大きな布や、バスタオルで隠してしまいます。こうすることで視界に入る刺激を減らし、目の前の風景をシンプルにすることができます。

    ここで一つだけ注意するポイントがあります!それは

    ●片付けに夢中にならないこと

    当たり前のことですが、結構これ怖いところで、私自身やるべきことがあるから片付けようと思ったのに、気づいたら深夜2時まで汗だくになりながら玄関を掃除していたことがあります。笑

    そうならないためにも、まずはとにかくめちゃくちゃでも良いから床のものを部屋の角にまとめること。

    そしてそれが終わったら、机の上のものも一度みかんの段ボールくらいの大きさの箱に全ていてれより視界をシンプルにできたら準備完了です。

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    2:忘れる前に寝るまでにやることをメモして貼る

    次に“うっかりやるべきことを忘れてしまい先延ばしに…”といったことを防ぐために、とにかくそれくらい覚えられるよってくらいのことでも、とりあえず付箋にやるべきことを箇条書きしてください。

    そしてそれをやるために今日、寝る前までにできる範囲のものを多くても2つに絞って書くこと。そしてその書いた付箋は、綺麗に片付けた机の上に貼ります。

    そうすれば作業している間も「なんだっけ…?」と忘れることがなくなります。

    メモをするなんて当たり前の対策のように思えますが、実際にやっている人って案外少ないものです。

    ただでさえADHDの脳は頭の中がごちゃごちゃとしているので、目に見える世界を整えるだけでもだいぶ脳がすっきりとしてきますよ。

    そして何より、実際にメモに書いたことを全部やり遂げられた時の達成感ほどやる気を上げてくれるものはないです。

    人間が一番“やる気”を感じるのは自分がした行によって何かが良い方向に動いた時です。

    3:面倒臭いと感じる前にまず30分

    “面倒臭い”って本当不思議なもので、行動をし始めてからしばらくたつと自然と消えていきます。本当あのかったるさが襲ってくるのって最初“やる前のうだうだした時間”だけなのです。

    なのでまずは、あれこれと頭の中で考える前に、とりあえず30分だけは初めてみましょう。ポイントは30分と決めることで最初の億劫な時間を軽くすることができます。

    そして、なんでも良いからとにかく今から30分だけはこれ!これだけ!

    と決めて、後はそれをただやる。

    「こうした方が〜…。」とか「あれやってからの方が〜」とか余計なことは一切考えない。

    とにかく今目の前にあることを30分だけやる。そしてそのやり方がわからなければ、目の前のことについて30分だけ本気で調べてみる。

    そうすれば一ミリでも進みます。

    そして30分たつ頃には、気分も乗ってきてサクサク作業が進む。なんてこともあります。

    1時間ならちょっと面倒臭いなぁと感じてしまいますが、30分なら何かできそうな気がしてきませんか?10分を3回ですよ。笑

    あとはその30分を一日の中で何回か入れることができれば、より“やるべきこと”を終わらせられる力がついてきます。

    ADHDの先延ばし癖とその克服方法・まとめ

    ということで今回はADHDからくる先延ばし癖がなぜ起こるのかと

    1. 今の楽しみを優先してしまうから
    2. うっかり忘れてしまうから
    3. とてつもなく面倒臭く感じてしまうから

     

    先延ばし癖の克服方法について具体的にまとめてみました。

    1. 物を一箇所にまとめ布で見えなくする
    2. 寝る前にやることを付箋に書いて机に貼る
    3. 面倒臭いと思う前にまず30分やる

     

    ADHDとは言えども、みんな違う人間なのでいろんな特性をお持ちかと思いますが、少なくとも私はこの3つの方法でだいぶ“やるべきこと”に取り組めるようになってきました。

    もちろん、それでもどうしてもダメな日もあります。そんな時はリフレッシュと思って思いっきり好きなことをやったり、もうずっと会ってない人にふと連絡してみたりと

    自分なりに生活に刺激を与えています。

    なんでも良いから少しでも“ポジティブ”でいれたら自分の行動も変わってくるはずです。

    うーん…ポジティブで居れたらというより、ポジティブでいたいなぁと思う気持ちですかね。

    「自分はこんなこともできなくて本当ダメ人間だ…。」と、どんどん落ち込んでいくくらいなら、じゃぁどうやったら私にもできるだろう?どうやったら楽しくこなせるのかな…?って少しでも良いから考えてみる。

    上手くできなくても良いからせめて「こうゆう風でありたいな」という、ふわっとした前向きな気持ちこそが大切で、そうゆうものに敏感でいると、できないことがあった時に周りの人が助けてくれることもあります。

    みんな大なり小なり“生きづらさ”は感じるものですが、やっぱり少しでもよくして行きたいですよね。

    最後まで読んでいただきありがとうございます。

    この記事をきっかけにADHDからくる先延ばしについて、少しでも前向きに捉えられるようになってくれたら嬉しいです。

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    ADDのシンガーソングライターです。現在は得意なことを伸ばそうと音楽活動をしながら、このサイトの運営をしています。 大人のADHDで悩む全ての方に、私の体験談や・対策・辿ってきた道のりをお伝えし、少しでも前向きに生きて言ってもらえたらと思っています。