ADHDはロングスリーパーでも良い

寝ても寝ても眠い

ADHD(ADD)傾向の人で睡眠に悩まされている人は多いのではないでしょうか。私自身、学生時代からすごく睡眠には悩まされてきました。

まず、朝起きられなくて遅刻はもちろん、何とか起き上がって学校に行っても、ものすごく眠いんですよ。1日中。

高校生の時は1時間目から昼休みまでずっと寝てました。

お昼になって友達が「ご飯どこで食べる?」と声をかけてくれて、ようやく目が覚めるのです。

それでも「ごめん、ちょっと私、眠いから先食べてて」と言って断ってまで、眠ることもありました。

もうどうしようもないのです。とにかく眠くてしょうがないんです。笑

放課後は速攻帰宅して、そこからバイトまでの間の1時間半、また寝ます。

そしてバイトから帰ってきてご飯食べて、もちろん夜もぐっすり寝ます。

こんな生活がずっと続いていて、もしかして人よりも睡眠とりすぎ?と自分でもだんだん不安になってきて

母親に「毎日眠すぎるんだけど、私おかしいのかな?」と相談すると「大丈夫。若いからだよ。」と決まって言われました。

そっか歳とったら私も周りと同じように生活できるようになるんだなきっと。その時は素直にそう信じていました。

 

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20代後半になって

そんな学生時代を送っていましたが、大学に入っても眠気は変わらず何なら就職しても変わりませんでした。

それどころか、大人になってからの方が外で受けてくるストレスが大きくなった分、前よりももっと必要な睡眠時間は伸びていきました。

正社員できちんと働いていた時は一日5・6時間睡眠で本当に死ぬかと思いました。

3日に1回くらい「昨日2時間しか寝れなくてさ〜」とか言う先輩の発言を聞いては、驚愕していました。

よくそんな睡眠時間で生きていられるなと。

5・6時間寝てもこんなに眠いのに2時間なんて生活、とてもじゃないけど絶対に無理だと思いました。

そして、みんなそうやって睡眠を削ってまで頑張って働いているのに同じようにできない自分のことをを心底情けないと思っていました。

人より物覚えも悪くミスばっかりするくせに最低限、汗水流して一生懸命働くこともできないのかと。

どうして私は、みんなが当たり前のように我慢して頑張っていることができないんだろう。

朝起きて、電車に乗って、仕事中はきっちりと集中する。

そんな社会人として当たり前のことが、できない。。

こうなるともう、どんどん落ち込んでいきました。

そしてその落ち込みとどう向き合っていいかがわからず帰宅すると、そのままベットに突っ伏して、またひたすら寝ました。

そうすることしか、できなかったのです。

とにかくその日一日、気を張り続けた自分を1分でも多く眠らせて何にも考えなくて良い状態にしてあげないと体が持たなかったのです。

そして、次第に仕事はついていけなくなり、なんとかしないとやばい。という焦りだけが募っていきました。

 

睡眠時間を減らす決断をする

このままではまずいと思った私は先輩方に合わせようと、仕事が終わった後も職場で残業を続け、眠くてもなんでもいいからとにかく一つでも多く学んで誠意で認めてもらおうと必死になりました。

その時の一日の睡眠時間は、3・4時間くらいだったと思います。

…が、1ヶ月で限界がきました。

朝、もう無理だ…と悟ったのです。もうどう頑張っても通うことができないと。

そしてうつ病が発症し、一日20時間睡眠へと突入します。笑

睡眠障害もADHD(ADD)からくるものだと言うことがわかる前はとにかく私は、自分のことを責め続けていました。

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ロングスリーパーが睡眠時間を減らすのは不可能

そんな風に周りになんとか合わせようと必死だった時期を経て私が行き着いた答えは、もう睡眠時間を減らすのはやめよう、と。

体質的にどう頑張っても無理があるのです。

体も心もボロボロになって、また何ヶ月も鬱で寝込む時期を過ごすくらいならもう自分のことをロングスリーパーだと認めてそれに合わせた生活をしていくしかない。と割り切りました。

よく

  • ロングスリーパーは人生損してる
  • あまり寝すぎると寿命が縮む

 

なんて言いますけど。

そんなの気にしてたら生きていけません!笑

だって普通の人に合わせようとしたら、体も心も壊して鬱になってそれこそ普通に生活できないレベルまで行っちゃうんだもの。

私には、そっちの方が辛いです。

だったら、自分の体質をよく理解してあげて、それにあった環境を自分で作らないと。

そう決めて、今はそれなりに自由に生活しております。

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固定概念をぶん投げる

寝過ぎは体に良くないし、怠け者の象徴だとか。本当にやりたいことならば睡眠を削ってまでやるはずだ。とか。

そんな概念、そもそも存在しません。

こんなもの、誰かがぽろっと

「俺、やりたいことだったら睡眠削っても没頭しちゃうタイプなんだよね〜。」とか言ったのを「え〜なにその考え方、真面目〜かっこ良い〜!」みたいに広まって行って

みんながそう思おうと、そうであるべきだ、と思っていっただけの話で、実際そんなものあるかって言われたら、ありません。

ロングスリーパーはショートスリーパーにはなれません。

  • 背の低い人がいきなり10センチも身長伸ばすのが無理なように。
  • 蕎麦アレルギーの人が蕎麦食べられないみたいに。

睡眠を多く必要する人が、睡眠削って周りと同じように生活しようったって、そうはいきません。

それは体質であり、個性です。

そこを尊重してあげられるのは自分だけです。

誰になんと言われても自分だけです。

そこも踏まえてじゃあ、こんな自分が一番輝ける過ごし方ってどんな人生だろうと真剣に考えてみる。

そうすると、今よりももっと道が開けてくるかもしれません。

ADHD(ADD)傾向があって、ロングスリーパーだったとしても必ず自分の道はあるはずです。大丈夫です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ADDのシンガーソングライターです。現在は得意なことを伸ばそうと音楽活動をしながら、このサイトの運営をしています。 大人のADHDで悩む全ての方に、私の体験談や・対策・辿ってきた道のりをお伝えし、少しでも前向きに生きて言ってもらえたらと思っています。