ADHDの不注意は大人になったら改善できる?

ADHDの不注意って自然に治るもの?

ADHDの“多動性”は大人になったら徐々に治ってくるなんて言いますが“不注意”もだんだんと治ってくるものなのでしょうか?

答えは、自然には治らないけれど努力次第で改善することはできます。

今回はそのADHDからくる不注意の対策について

  1. 何かする時はテレビやBGMを切ること
  2. 最後にチェックする癖を刷り込むこと
  3. 焦った時は脳に血液を送ること

の3つにまとめました。

一つずつ解説していきます。

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不注意対策1:何かする時はテレビやBGMを切ること

ADHDは感覚過敏といって五感がとても鋭く、特に耳から入ってくる“音”に関しては無意識に反応してしまいます。

例えば

  • テレビがついている部屋の中で、読書や勉強ができなかったり
  • オシャレな飲食店とかで音楽が流れていると会話が全然入ってこなかったりとか

要は、どっちに集中していいかわからないんですよね。

普通の人はその時に集中するべきものと、そうでないものを頭のなかで分けて必要のない情報をシャットダウンすることができるらしいのですが

ADHDはそれが苦手で、今何が必要で何が必要じゃないのかの切り替えが頭の中で、中々できないんですよね。

そのため音が流れている場所だと不注意も起こしやすいです。

特にテレビなど人の会話とか、JPOPみたいに歌詞のある音楽ですね。

なので、できるだけ何か集中しなくてはならない時や、確認作業の時は、無音にしてそれだけに集中できる環境を整えてからやります。

それか、どうしてもそれが避けられない状況だった場合、私はイヤホンをして歌詞のないピアノの音を流しています。

周りの音を遮るためにあえて、自分だけが集中できる音を作るというか。これって決めて毎回、同じものを流しています。

でもこれも個人差があって、歌詞のない音楽だったとしても気が散ってしまうっていう人もADHD交流会で会ったことがあるので、これに関しては合う合わないがあると思います。

でも、とにかく不注意からくるミスを減らしたい時には周りの雑音をシャットダウンするというのはかなり効果あります。

* 関連記事 *

●ADHDはマルチタスクが苦手?その3つの対策とは?

 

不注意対策2:行動とセットでチェックする癖を刷り込むこと

次に何か一つやった時は、チェックするっていうことをセットでもう体に刷り込んでいくということです。

例えば、家を出る時にやりがちなのが

  • 直前になってその日に必要な書類が見当たらない。
  • 電気の切り忘れや、窓の閉め忘れ。
  • 財布・携帯・パスモ・鍵のどれかを忘れてくる。

こうやっていつものお決まりの不注意パターンってあると思うんですよ。これが改善されるだけでも一日のストレスはだいぶ減ります。

これに関しては玄関のドアに「財布・携帯・パスモ・鍵・今日必要なものどれか忘れてない?」っていうチェックする紙を貼って、出る時に必ずチェックするようにしています。

これだけでも全然違いますよ。何がいいかってこれを習慣にすると、家を出る時だけでなくていろんなところでチェックする癖がつくからです。

どこかから移動する時にも“忘れ物はないかな”って確認する癖だったりとか、書類を作成した時にも最後にミスがないかもう一度見返す癖だったりとか。

そうゆうのが少しずつ刷り込まれてきます。そうすると少しずつミスも減っていくし、何より一つでも“前と変わったな”っていう感覚が自分の中で得られると

色んなことが前向きに捉えられるようになります。それが一番の収穫です。

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不注意対策3:焦った時は脳に血液を送ること

ADHDは物事を計画的に行うのがすごく苦手で“やりたくないこと”をどんどん先延ばしにしてしまい、結果として締め切りがギリギリになってから焦り始めることがよくあります。

そう。この焦ってしまった時っていうのがもう不注意のオンパレードですね。

あれがない、これがない。あ、これ確認しておかなくちゃいけないんだった!…みたいにもう何もかもがゴッチャゴチャで、何から手をつけたらいいのか全くわからない状態。

この状態になるともう交通事故とか普通にあうレベルです。(私は焦りすぎて、今まで救急車で2回運ばれました。笑)

でも、そうゆう時こそ一回全ての作業をやめて時間を決めて散歩することをお勧めします。一時的に何もかも頭の中から放棄する時間を作るってことです。(15分〜30分くらいが理想です。)

散歩の何がいいかって脳に血がいくんですよ。足は第二の心臓なんて呼ばれてますが、散歩して軽く運動することで血液が脳にも行き届いて頭もスッキリしてきます。

そして外の景色を眺めながらゆっくり歩くことでリラックスでき、ストレスも減ることがわかっています。

なので焦って不注意を引き起こしてしまいそうな時こそ、一度バサっと全部切ること。やるべきことも人目も何もかも「知〜らないっ。」っていう時間を自分に作ってあげることですね。

ただ、そうもいかないよ。散歩なんて外に抜け出せる環境じゃないよ。。

っていう場合は、今いる場所の中で自分が一番落ち着ける場所を見つけて、そこで思いっきり伸びをして首の後ろを揉みほぐしてあげてください。

首には脳につながる神経がたくさん詰まっていてここを揉みほぐすだけでも脳に血液を送ることができます。

てことで焦って不注意を起こしてしまいそうな時こそ脳に血液を送ろうってことで

  1. 15分〜30ほど散歩をすること。
  2. 思いっきり伸びをして首の後ろを揉みほぐすこと。

この2つをお勧めします。

ADHDの不注意は大人になったら改善できるの?まとめ

ということで今回はADHDの不注意について3つにまとめてみました。

  1. 何かする時はテレビやBGMなどの音を切ること
  2. 最後にチェックする癖を刷り込むこと
  3. 焦った時は脳に血液を送ること

こんな感じです。

ADHDは確かに不注意で困る場面もたくさんあると思いますが、できることを一つずつ対策していけば確実に今より良くなっていきます。

そしてここまで話しておいて、最後にこんなこと言うのもなんですが、そもそも自分ではヤバイと思うようなことがあっても、あんがい人から見たらどうでも良いいことだったりもします。

と言うか、8割くらいはどうでも良いことの方が多いです。笑

さらにさらにもっと言うと、そもそも“人様に迷惑をかけちゃいけない…”なんてビクビク怯えなくても済むくらいに

本来持っている自分の魅力だけで、こんな不注意なんて欠点、全部吹き飛ばしてしまえたりもします。(もちろん努力することも大事ですが。)

だって、どんな人にでもその人からしか出ない魅力って絶対にありますから。

そしてもしもその本来持っているはずの魅力すらも「どうせ私なんて…。」と自ら潰してしまうようなのであれば、それこそ“甘え”です。

それは探すか探さないか。磨くか磨かないか。やるかやらないか。それだけのことなので。

立派じゃなくてもいいんです、誰かに誇れなくてもいいんです、ただ自分の中でだけは誰にどんな評価をされようと“ドーン”としていたいですよね。

これはADHDだとか関係ありません、自分の意識の問題です。自分だけの美学。こうゆう不確かなものを確かに持つことが案外、自分を一番支えてくれたりするものです。

心の中だけはいつだって自由ですから。どんな風に思っていたって“あり”です。

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ABOUTこの記事をかいた人

ADDのシンガーソングライターです。現在は得意なことを伸ばそうと音楽活動をしながら、このサイトの運営をしています。 大人のADHDで悩む全ての方に、私の体験談や・対策・辿ってきた道のりをお伝えし、少しでも前向きに生きて言ってもらえたらと思っています。